住民の想い [日常の雑記]
自然界に放された朱鷺のうち、雌3羽が海をわたっています。
佐渡には1羽の雌と、4羽の雄がいます。
朱鷺は、交尾期に見られる黒っぽい羽根の色になっていますが
今年のカップリングは期待できないそうです。
佐渡の住民の皆さんは、朱鷺が大空を舞う日を夢見て
環境の整備をしてきました。
無農薬の田んぼや畑を作り、ドジョウなどの餌になる物を育て
朱鷺が最後まで生息していたのは佐渡だという自負があります
ところが、皮肉なことに
一生懸命朱鷺のために用意した水田には、
まだ1度も朱鷺が来ていないということです。
新潟県だけでなく、長野県まで足を伸ばしている朱鷺3号は
その後も新潟県内を、北の端から南の端まで広範囲を移動して
佐渡に戻るそぶりを見せません。
朱鷺3号は、長野県でよい餌場を見つけられなかったのか
また、十日町の同じ田んぼに戻ってきて餌を食べる姿が
確認されています。
佐渡の人達は、どうして朱鷺が海をわたったのか納得できない様子
佐渡にいないと守ることができないから、海を渡った朱鷺を
捕獲して戻して欲しいと、環境省におねがいしました。
しかし、環境省としては佐渡に戻す予定はないそうです。
自然に放した以上は、自然の成り行きに任せた方が良いと
私も環境省の考え方に賛成です。
今年の秋も、朱鷺は自然に帰されるのだし
毎年どんどん増えていくと考えられます。
分散飼育も始まることだし、佐渡だけでなく、他の地域の人達にも
朱鷺を温かく見まもることと、環境の整備をしてもらえるように
アピールすることの方が大切だと思いました。
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訪問&コメントありがとうございました。
ソネクジもらいました。
by supank (2009-03-30 12:37)
ご訪問ありがとうございました。
トキって漢字でそのように書くんですね。初めて知りました。
私もソネくじいただいていきます。
by フミクン (2009-03-30 23:36)